弁護士 大川 浩介(おおかわ こうすけ)

弁護士 大川 浩介(おおかわ こうすけ)

 

略歴

昭和43年 7月15日に京都市伏見区で生まれる。
昭和62年 藤森小学校・藤森中学校を卒業。
昭和63年 京都市立洛陽工業高等学校電子学科を卒業。
平成6年  神戸大学法学部法律学科を卒業。
平成12年 司法試験に合格。
平成14年 司法修習生に(第56期)。
平成15年 弁護士登録(京都弁護士会所属)
同年    京都中央法律事務所に入所する。

平成18年 独立して姉小路法律事務所を開設する。

会務活動など

・京都弁護士会 広報委員会委員
・京都弁護士会 府市民講座委員会委員 
・京都弁護士会 犯罪被害者支援委員会委員
・京都府相楽郡笠置町情報公開・個人情報保護審査会委員
・日本司法支援センター(法テラス)契約弁護士

趣味など

■読書

最近は,日々の仕事に活かせる実践的なビジネス書をよく手に取りますが,小説なども時々読んでいます。

■最新の家電製品の購入

特にIT関係の新製品には眼がないです。情報を眼にすると無性に欲しくなり,気が付いたらネットで購入していることも・・・。このような人間の常ですが,末永く使い続けるアイテムはごく一部です。

■スポーツ観戦

もともと,MLB,NBA,NFLといったアメリカのメジャースポーツが好きだったのですが,いまでは,あらゆるスポーツに関心があります。

■コーチングの学習

コーチングとは,クライアントが目標を達成することをコミュニケーションスキルを用いてサポートする技術のことを言います。現在,株式会社コーチ・トゥエンティワンのコーチトレーニングプログラムを受講して,このコーチングを専門的に学んでいます。

■ブログ(ブログはこちら)

当事務所のホームページ開設を機に,ブログを始めました。弁護士としての雑感のような硬い内容の話だけでなく,これらの趣味などについても気の向くままに書き綴っていきたいと思っています。お時間のある時にお立ち寄りいただけたら,かなり嬉しいです。

メッセージ

■離婚相談の大切さ

離婚事件は,諸事情や関係者の感情や複雑に絡み合ってつぎつぎと予期せぬ展開をみせます。
形式的に法律や裁判例を適用して事件が解決することはまずありません。
法律でルール化しづらい点が多く,また裁判例で網羅することも難しいため,解決のありようはケースバイケースの面が非常に強いです。

したがって,案件ごとのきめ細かな対応が求められる離婚事件では,

まずは相談者からお話をうかがう時間を十分に取ることがファーストステップとして極めて大切であると考えています。

弁護士が伝えたいことをただ伝えるのではなく,

ご相談者に真に必要なアドバイスをさせていただくためには,背景事情や関係する情報を詳しくお聴きする必要があります。

 

また,私は,ご相談者や依頼者の方に3年後や5年後にどのような自分でありたいかを問いかけることがあります。
相談者の将来のイメージにつながる事件解決を図る必要があるからです。
新しい人生を切りひらくためには,いまの感情や勢いだけで解決のあり方を決めないことが大切です。
今後につながる離婚の形づくりを法的な観点からサポートするのが私の役割であると考えています。

 

■離婚相談で大切にしていること

関係者の感情や諸事情が複雑に入り混じる離婚事件は「複雑に絡み合った糸」にたとえることができます。
糸を誤って引くとさらに絡み合い,正しく引くとやがて一本のまっすぐな糸になっていく。
これが私にとっての離婚事件解決のイメージです。ただ,関係者が糸を引っ張り合うため,絡まり具合も刻一刻と変わっていきます。
そのなかで糸のどの部分に手をかけるかを考えるのが難しく,また経験がものを言うところでもあります。
離婚事件の経験豊富な弁護士とそうでない弁護士とでは解決のありようは大きく変わり得ます。
脳外科手術は消化器外科医でも整形外科医でもなく脳外科医が執刀すべきであるように,

離婚事件は離婚事件に習熟した弁護士が手がけた方がよりよい解決の「成功率」は高まると言えます。

 

ここで私が大切に思っているのは,依頼者の方とのコミュニケーションを大切にして依頼者の方と糸の解き方を一緒に考えるということです。
「先生にお任せします。」と言われて意気に感じる弁護士もいるかもしれませんが,離婚という結果を受け容れ,

離婚後の生活を日々送るのはほかでもないご本人です。
ですので,ご本人に主体的に関わっていただきたい,要所要所はご本人に決断していただきたいと私は考えています。
そのために,時には過去の経験などを活かして解決の道筋を模索し,時にはご本人と議論をたたかわせ,

時にはご本人と一緒に思い悩む,それが離婚に関わる弁護士のあるべき姿勢ではないかと思います。

 

■複数の弁護士にご相談されることをお勧めします

弁護士に相談したり依頼したりすることに抵抗がある方も多いと思いますが,

よりよい解決に向けてまずは相談だけでもなさってみることを強くおすすめします。
医師の診察を受けることと同じで,相談が早すぎるということはありません。

そして,弁護士に依頼する,継続的に相談する必要が出てきた場合は,離婚事件は長期化しやすく,

弁護士と長い付き合いになることも多いので,何でも話せて信頼できる離婚事件に強い弁護士のサポートを得ることが大切です。

 

そのような弁護士と出会うためには,複数の弁護士に相談なさることも強くお進めします。
弁護士によって事件の見立てやスタンスが大きく異なることに驚かれることでしょう。

 

もちろんご相談だけでも結構ですので,ご相談にお越しいただければ,

これまでの膨大な数のご相談や受任の経験などを活かして有益なアドバイスをさせていただけると思います。